おかえりモネ感想-第23週「大人たちの決着」10月18日(月)~10月22日(金)放送分

第23週「大人たちの決着」
10月18日(月)~10月22日(金)

目次

第111回(10月18日放送)

夕方、百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)が家に帰ると耕治(内野聖陽)と龍己(藤 竜也)が何やらもめていた。なんと、耕治は「銀行を辞めて、海の仕事を継ぎたい」と言い出したのだ。龍己は、大反対する。翌日、百音が仕事をしていると、みんなの広場にイチゴの配達で新次(浅野忠信)がやってくる。百音は意を決して、亮(永瀬 廉)がずっと我慢してきた胸の内を新次に告げる。すると新次は…。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_23.html

「俺、幸せになってもいいのかな…?」と、
ようやく自分の心の奥底にある願望を口に出すことができたりょーちん。
けれど、今はそれが精一杯。

結局りょーちんは、もう少し時間が欲しいと言って、
永浦姉妹の元から去ってしまう。
そりゃ長年押さえつけ続けていた自分の心は、そんなに簡単には癒やされないよなあ…。
それでも待ち続けるみーちゃんが健気だ…。


耕治は、やはり仙台への栄転を拒否することを考えていたか…。
それだけでなく、銀行を辞めることまで考えていた。
年老いた父親の代わりに、漁師の仕事を継ぎたいと思ったから。
でもその想いは、亜哉子さんも薄々感づいてた。
感づいていた上で、今から漁師の仕事を継ぐのは簡単じゃないと諭す。

耕治の想いを知ったおじいちゃんは、案の定大激怒。
海の仕事をなめるなと一喝!
しかし耕治も一歩も引かない。
迫力満点の言い合いが、家中に響き渡る。

2人のやり取りを聞いていたモネは、自分にもなにか手助けできないかと思い、
おじいちゃんとみーちゃんの作業場を使わせて欲しいと頼む。
耕治もモネも、おじいちゃんのピンチを目の当たりにして、
何かしたいと思わずにはいられなかったんだな…。


年明けのモネの職場に、新次が採れたてのイチゴを持って現れる。
農家が板につき始めた新次に、モネは思い切って単刀直入に、
りょーちんと話をして欲しいと頼み込む。
りょーちんとみーちゃんの関係と同様に、
りょーちんと新次の関係もまた、モネという第三者が介入しないと、
永遠にこじれたままになってしまうから。

最初は親子の対話を渋っていた新次も、りょーちんが
「俺、幸せになってもいいのかな…?」
と自問自答していることを知って、一気に表情が変わる。
新次も親として、自分の子どもが幸せになって欲しいと、
ずっとずっと願っていた。

こうして、新次はモネの説得で、ついにりょーちんと向き合うことに…!
りょーちんが購入しようとしている船の資金のことで、
耕治も交えて相談することを決意する。
でも、すれ違ったままの親子の関係は、このあとの対話ですんなり解決されるだろうか…。
そして耕治もこれがきっかけで、また銀行の仕事を極めたいと翻意するのだろうか?

「何の関係もないことが、何かの役に立つことがある」
…このおじいちゃんの一言が沁みる…。
このあとの話の展開にも、関係して来るんだろうか。

第112回(10月19日放送)

新次が、お金のことで相談があると永浦家にやってくる。そして、新次は耕治に、亮が船を買う資金のための、ある提案を話す。それは新次の美波(坂井真紀)に対する気持ちに深くかかわる内容だった。そこへ、亮もやってくる。百音、亜哉子(鈴木京香)、未知が見守る中、新次はずっとその提案を考えるに至った経緯をぽつりぽつりと話し出す。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_23.html

永浦家にやってきた新次は、耕治を前にして、
美波さんの死亡届の書類を広げ出す。
数年前に有耶無耶になっていた死亡届は、
やっぱりあれからまだ出していなかったんだな…。

この死亡届を役所に提出すれば、美波さんが震災犠牲者として認定され、
見舞金や保険金が支払われる。
新次はその金を、りょーちんが購入しようとする船の資金に充てられないかと、
耕治に相談しようとしていたのだ。

今実際に苦しんでいる息子を助けるために、
ずっと否定していた妻の死を認めなくてはならない…。
新次の立場になって考えると、それはあまりにも残酷な決断だと思う。
耕治もやはり、新次の気持ちが気になっていた。
ずっと新次が悩み苦しんでいる姿を見続けてきたからこそ。


新次は息子の前で、自分の気持ちを話し出す。
りょーちんが遭ったあの嵐で、新次は美波さんに
「亮を連れて行くのはやめてくれ」
と、息子の無事を切実に祈っていた。

そこで新次は気付く。
美波さんはもう、「向こう」に行ってしまった人だということを。

ずっと過去の甘美な思い出に浸り続けていた新次に前を向かせたのは、
「今生きている大切な息子」の存在だった。

りょーちんは、父親から無事を祈られていたことを知って、
自分自身が大切な存在…「幸せになっても良い人間」なのだと、気付けるだろうか。
りょーちんの自己肯定感が、父親からの愛情によって、
少しでも高まると良いのだけど…。

第113回(10月20日放送)

耕治は、新次と亮に二人で話すよう促し、部屋を出ていく。亮は思い切って「一緒に船に乗ってほしい」と新次に伝える。それに対して新次は、自分の思いを話す。ようやく気持ちを伝えあった新次と亮。新次は、耕治をはじめ百音、亜哉子、未知、龍己が見守る中、改めて、亮が船を買う資金のために提出する美波の死亡届に向き合って…。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_23.html

りょーちんと新次、2人の対話が始まる…。

りょーちんは父親に、一緒に船に乗ってくれと頼む。
しかし新次はそれを拒否。
「元に戻ることだけが、良いこととは思えない」
確かにこれまで、失ってしまったものに拘り続けていたから、
前に進むことができなかったわけだからなあ…。

新次が船に乗って漁をするのは、妻である美波さんがいることが前提だった。
美波さんがもう戻ってこないと悟ったからこそ、
自分はもう二度と船には乗らないと明言する。
その決心は、自分の人生を再び前に進ませるためのもの。
だからこそ、その決心は固い。

ずっと父親と一緒に船に乗ることを夢見て説得してきたりょーちんも、
最終的には「分かった」と、新次の意思を尊重する。

りょーちんも、新次と同様に、自分の人生の航路を自分で切り拓くときが来た。
新次が一足先に子離れしたように、りょーちんも今、親離れの時期を迎えている…。


再び耕治たちが居間に戻ってきた。
こたつの上に置かれているのは、記入を終えた美波さんの死亡届。
あとは判を押すだけ。

「(今までのことを)なかったことになんか、できるわけ無いだろ」
「幸せになって、いいんだよ」
耕治が新次に掛けた言葉が、厳しくて温かい…。
過去は過去として背負ったまま、この先の人生を歩んで行けばいい。
力強いメッセージじゃないか…!

そして新次は、美波さんが好きだった「かもめはかもめ」の歌を口ずさみながら、
ついに、美波さんの死亡届に、判を押した…!!
それは過去を背負いながら、今を生きていくことを決心したことの現れ。
…でも、分かっていても、やっぱり涙は出るよなあ…。

第114回(10月21日放送)

新次と亮が帰った後、永浦家で家族会議が開かれる。新次の姿を見て、背中を押された耕治は、もう一度「海の仕事を継ぎたい」という気持ちをみなに伝える。百音、亜哉子、未知たちが見守る中、改めて龍己に頭を下げる耕治。やがて龍己の心が動き始めて…。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_23.html

美波さんの死亡届に判を押した新次に、モネのおじいちゃんは、
おばあちゃんの遺影が仏壇に飾ってあると、存在を近くに感じて寂しくない、と語る。
その言葉は、新次にとって、計り知れないほどありがたいだろうな…。

りょーちんたちが帰ろうと外に出ると、雨が降り出してきた。
「すべてが整うと、雨が降る」
かつてサヤカさんが言った言葉が、不意にモネの口から漏れる。
空も粋な計らいをするじゃないか…!

及川家の親子のわだかまりは、すべて整った。
さあ今度は、耕治たちの番だ。


永浦家の話し合いは、さぞかし緊迫した場面になるかと思いきや、
家族で和気あいあいと話し合うことに。

おじいちゃんが、息子が漁師の仕事に就くことを頑なに拒否していたのは、
単に漁師の仕事がなめられていると思ったからだけではなかった。
自分たちがひとつひとつ積み上げてきたものが、
何度も災害でぺちゃんこにされて、
それでも立ち直らなきゃいけない苦しさを、
息子にも感じさせたくなかったからだった。
これもまた、親から子への愛情を強く感じる理由だ…。

一方で耕治も、昔とはやりたいことが変わったから、という理由だけではなかった。
耕治は震災後に銀行で融資の相談を受けているときに、
すべてを壊されてもすぐに立ち直る父親の姿を見て勇気づけられたと、
たくさんの人から言われ、そこで親父の凄さを改めて知ったという。
多くの人にとって永浦水産は、震災復興の心の支えでも、あったんだな…。

だからこそ、耕治は改めて父親に叫ぶ。
「簡単じゃない、だからやるんだよ!」

それに対して、ついにおじいちゃんも折れた。
「やるならやってみろ!おめぇには無理だ!」
でも言葉とは裏腹に、本気で嬉しかったのが、表情から伺える…!


話し合いのあとで、亜哉子さんは娘たちに、
かつておばあちゃんから聞いた話を、内緒で打ち明け始める。

そもそも、おじいちゃんが息子に耕治と名付けたのは、
土地を「耕」し、水を「治」める…おおよそ漁師とは正反対の理由からだった。
ここに来て、まさか耕治の名前にそんな想いが込められていることを知るなんて…!

だから、決して漁師を継がなくて良いと思っていたし、
仙台の大学に進学したときも、銀行員になったときも、
本当は心から喜んでいたのだという。

「だから、あんたたちも好きなことしなさいね」
こうして、祖母から母へ、母から娘へ、想いは受け継がれる…。

あと個人的に、耕治と亜哉子の、
「やりたいことは変わっても良いし、いつ始めても良い」
という一言に、すごく勇気づけられた…!

第115回(10月22日放送)

翌朝、百音が仕事に行こうとすると、龍己が海から帰ってくる。百音は龍己に、耕治が海の仕事をすることについて、どう思っているのか聞く。すると龍己は、百音が共感するような考えを持っていた。その日の夕方、百音は亮を呼んで先日の嵐の時の天気の状況を検証していると、ある人がやって来て…。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_23.html

気象データを活用した、予測可能な養殖業の可能性か…。
「関係ないことが、何かの役に立つことがある」
まさにモネの仕事が巡り巡って、実家の仕事に役に立つ日が来るか…!?

転生したおばあちゃんの芽は、鉢植えですくすくと成長してる!
やっぱり、ゆくゆくは大木に育つのだろうか…。


一夜明けて、おじいちゃんはモネに、
「そのままのやり方では、耕治に牡蠣の養殖は絶対に無理だ」と断言する。
けどその一方で、自分がやってきたやり方を、耕治が変えることは全く厭わない。
むしろ、続けていくために変えなきゃいけないものもあるとすら語る。

歳を重ねるに連れて考え方が凝り固まってしまう人が多い中で、
その柔軟な考え方が、ものすごく素敵だ…!
自分もこんな歳のとり方、できるだろうか…。


職場に着いたモネに、みーちゃんから電話が入る。
今夜りょーちんと会って、話すことにしたのだという。
でも姉に電話しながらも、ベッドにいくつも服を並べて
どの服を着ていこうか考えてるみーちゃんが、乙女でかわいい…!

そのりょーちんは、みーちゃんに会う前に、モネの職場にやってきた。
先日の嵐のときに、船の上で感じた風や波の状況を、モネに詳しく教えるために。

「5mの波で船はひっくり返る、とにかく耐えるしかない」
そう振り返るりょーちん。
気象庁の波の基準では、波の高さが4m以上で「しけ」、
6m以上で「大しけ」と定められているだけに、
しけが予想される時点で漁船は運行を見合わせなければいけなかったわけか。

モネや新次の言う通り、やはり焦って船を動かしていたら、
転覆していた可能性が高かったんだな…。


一通り状況説明を終えたあとで、りょーちんはモネに
「綺麗事に聞こえる」と言ったことを謝罪する。

でも、先日の本音でのやり取りがあった後だけに、
モネもりょーちんの本音が聞けて嬉しかったと、笑顔で振り返る。
すっかり「壁」が無くなったりょーちんとモネ、
雰囲気も良い感じじゃないか…

しかし、そんな2人の前に現れたのは、なんと菅波先生!
そうだ、この人、約束の時刻より早く来ちゃう人だった!
本当は夜に落ち合うはずだったのに。
ほんと相変わらずだな…!

そしてモネは、りょーちんと菅波先生に見つめられながら、
夕方のラジオの放送を始めることに。
幼馴染と婚約者が見つめる前で、仕事モードで喋るのって、
めちゃくちゃ恥ずかしいよなあ。
モネも明らかにやりにくそうだ…。

そして菅波先生はりょーちんに、「19対5」と、意味深な数字を口にする。
果たしてこの数字の意味は…。

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プロフィール

気象予報士。ほぼ独学で第55回気象予報士試験に合格。新潟県上越市出身。川崎フロンターレのサポーターで、全国各地へのサッカー観戦やご当地グルメの食べ歩き、温泉めぐりが趣味(現在自粛中)。好きな季節は春、好きな雲は積雲。SEから気象に関する仕事への転職に向けて準備中。

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