第11週「相手を知れば怖くない」
7月26日(月)~7月30日(金)放送分
第51回(7月26日放送)
百音(清原果耶)は、無事“ウェザーエキスパーツ”に採用され、気象予報士として働きはじめる。朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)とともに朝の情報番組を担当することになった百音は、大いに意気込むのだが、菅波(坂口健太郎)からは採用の報告に対してそっけない返事しかなく、なぜかモヤモヤする。一方、気仙沼では未知(蒔田彩珠)も水産試験場で希望の部署に配属が決まり、姉妹は電話でお互いを励まし合う。
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_11.html
東京編2週目!
先週は本当に色々ありすぎて怒涛の展開だった。でも、わずか1昼夜での出来事だったんだよなあ…。
すーちゃんの頭のタオル、コアラみたい…w
ウェザーエキスパーツ社は、企業と契約して気象をビジネスとして利益を得ている民間気象会社。まさしくウェザーニューズ社だ…!かなりガッツリ監修しているのが伺えて、ウェザーニュース好きとしては思わずニヤニヤしてしまう。
モネのスーツ姿、新鮮!髪も後ろに束ねてる。さっそくJテレの朝の情報番組「あさキラッ!」の気象コーナーを担当することに決定。しかし毎日午前2時起床…。実際に朝の番組を担当するスタッフのみなさんも、こんな生活を送っているんだろうなあ。ほんと頭が下がる思い。
モネは深夜に起きて銭湯を出発しようとするも、銭湯の方から不審な物音を聞いてしまう。銭湯を清掃している人を泥棒だと勘違いする流れなのかな…?
それにしても、銭湯のセットの作り込みが凄い!大道具さんや小道具さんのこだわりがひと目見ただけで伺える。
一方、水産試験場で働くことが決まったみーちゃんは、高卒で入社していきなり研究職か!すでに職員の方々から実力を認められているんだろう。凄すぎる…。
五輪期間中は、やっぱり朝ドラ受けは無いか…ちょっと残念。
第52回(7月27日放送)
早朝、出勤の準備をしていた百音は、下宿先の建物で、自分や明日美(恒松祐里)たち以外の誰かの気配を感じる。不審に思いつつも出勤した百音は、莉子とコンビを組んで、朝の情報番組の中継コーナーでパペットを動かす担当になった。その週末、深夜、明日美も何者かの気配を感じて百音と二人大騒ぎに。大家の菜津(マイコ)に助けを求めると、菜津は銭湯について驚きの事実を告げる。
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_11.html
銭湯から聞こえる怪しい物音…スタートから、ホラー番組のようなおどろおどろしい雰囲気だ…。まさに真夏にピッタリ。
社長はコサメちゃんと傘イルカくんの、あさキラッ!のレギュラー入りを目論んでいる模様。和む~。でも商売上手な一面も垣間見える。
内田くんは学生時代に、ノート3冊分の紙飛行機を飛ばして飛距離を伸ばす研究をやっていたのか…いいエピソード持ってるじゃないか…!
気象キャスターは発声も大切。登米の森林セラピーが、こんなところで役に立つとは…!
「天気は、山にも海にも繋がっている」、だからそこから派生していけば、天気予報のコーナーのネタにも困ることはない。あとは季節や生活と絡めて視聴者の興味を惹きつつ、天気の情報を聞いてもらうように誘導する。
…なるほど、お天気コーナーってそういった作り方をしていたのか。尺はわずか数分だけど、内容は毎日変わるしネタの作り置きも困難。これを毎日続けるのは、本当に大変だわ。
東京編でも、りょーちんとみーちゃんの話題がたまに出てくるとホッとするな…。
2人が両想いなことにモネもすーちゃんも気付いていて、2人とも頑張り過ぎる性格なのを心配するあたり、やっぱり良い関係性だなーと再認識。
今後2人は、やっぱりくっつくのだろうか…。
みーちゃんと恋敵(?)の立場でもあるすーちゃんは、「恋愛は、距離だよ」とボソリ。仙台や東京に出て、色々と悟ってしまったんだな…。
でも確かに高校から大学生になって離れ離れになるこの年代だと、遠距離恋愛の難しさも痛感するよねえ…。遠くの恋人より近くの友人、になってしまうのも分かる。
一方で、モネはまーたコインランドリーで菅波先生とすれ違い。平成初期のトレンディドラマのような焦らし方だ…!
菜津さんは、ほんと良い人過ぎ!すーちゃんの引っ越しの荷物運びも手伝っていたしねえ。
その菜津さんの「天ぷらにすると何でも美味しい」発言も笑った。その後の唐突な徳川家康の話題は、徳川家康の死因として「鯛の天ぷら」説が広く流布されているからなのね。ただどうやら諸説あって、現在は胃がん説が有力とのこと。
姿を見せずに深夜に不審な物音を立てている下宿人の正体は、明日判明するのかな。夜中に風呂を掃除する代わりに、下宿代を安くしてもらっているんだろうな…。
第53回(7月28日放送)
百音の下宿先の銭湯には、実は宇田川という男性が住んでいた。宇田川は、大家の菜津と昔からの付き合いがあり、とてもいい人だという。ふだんは全く姿を見せない宇田川に、最初はおびえていた百音と明日美だが、案外とすぐに慣れてしまう。やがて夏が訪れ、莉子との中継コーナーも視聴者から好評で、百音の仕事は一層充実していた。そこへあるニュースが飛び込んでくる。
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_11.html
今日もホラーな始まりで不穏…。
居候の宇田川さんは、優しいけど、引きこもりで姿を見せないのか。モネは午前2時起きだから、宇田川さんの姿も近いうちに見れるのでは…と思ったけど、しばらく姿が見えないまま話が進行していくんだろうか。
宇田川さんの存在に恐怖するすーちゃん。ひとつ屋根の下でそんな人がいるって、確かに不安だよね…。でも危害を加えないことが分かって、わずか数日であっさり慣れた!すーちゃんも対応力が凄い。
東京に来て、あっという間に5ヶ月が経過。いきなりすっ飛ばしたな…!
モネの髪型が、前髪を出しておでこを出すようになっていた。登米時代より大人っぽさを出したいんだと思うんだけど、個人的には前髪があった方が良いな…。
モネもすっかり報道気象班の一員として戦力になっていた。マリアンナとの中継コーナーの視聴者からの評判も良さげ。その中継コーナーで紹介していた「朝寝坊するアサガオ」の自由研究、今年流行るかも…!?
折りしもJテレ社内は、オリンピックでてんてこ舞い。2016年の夏…そうか、リオ五輪の最中か!
モネの下宿先の部屋の机には、気象予報士試験の本が置いてあったけど、あれは予報士試験に受かったあとも、気象現象の細かい内容をちょくちょく確認するからなんですよね。分かる分かる…。
良いテキストは一生モノのパートナー!
第54回(7月29日放送)
局地的な大雨の影響で、完成したばかりのアンダーパスが冠水する事故が起こる。朝岡たちは改めて予報の難しさを痛感するが、特に百音は水の怖さを視聴者に伝えなくては、と焦り、翌日から番組でも水の事故対策ばかりを伝えようとしてしまう。自然は怖いだけではないことも伝えてもらえないか、と朝岡に諭され、落ち込む百音。コインランドリーで肩を落としていると、そこへ現れたのはなんとあの人だった。
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_11.html
モネは浸水の被害に直面したことで、夏休みにも関わらず、モネは毎日水の怖さと対策ばかりを伝えようとしてしまう。
「自然は怖いだけじゃない」、そうモネに諭す朝岡さんの口調が優しい…。震災を経験したモネの境遇を慮っているのが伝わってくる。
確かに注意喚起って、同じ内容を頻発してしまうと、聞いている人もだんだん慣れてしまうもの。今の東京の緊急事態宣言のように、どんどん効き目が薄れてしまう。
だから、ここぞという適切なタイミングで、必要な内容を過不足なく伝えなくてはならないんだよな…。でもそれが難しい。
完全に煮詰まってしまって、コインランドリーで頭を抱えるモネ。そこに菅波先生がついに鉢合わせる!ずっとコインランドリーですれ違い続けていたのに、このタイミングで再会するなんて!
でも感動の再会…とはならず、菅波先生が発した第一声は「納得いきませんね」だった…。
案の定、「菅波先生」がTwitterトレンド入りしてる!ここ数日の焦らしが見事に効いたなー。
第55回(7月30日放送)
思いがけず菅波と再会し、喜ぶ百音。仕事で空回ってしまったことを相談すると、少々理屈っぽくも優しさのある菅波らしいアドバイスが返ってきて、百音は元気を取り戻す。力んでしまっていた百音を心配していた朝岡や莉子も、肩の力が抜けた様子に一安心する。そんな中、台風が東北の太平洋側から上陸しそうだという情報が…。
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_11.html
菅波先生との再会!朝からニヤニヤが止まらない!
菅波先生の「納得いかない」という言葉は、4ヶ月間ずっとすぐ近くにいたのに、ずっとすれ違っていて会えなかったからだったことが判明。確かに、なんだか視聴者の声を代弁しているようにも聞こえる…。
モネの仕事の悩みを聞いて、「ど新人の空回り」と看破する菅波先生。モネの姿に、研修医時代の自分の姿を重ね合わせたんだろうな…。
でも、菅波先生の突き放しているようで的確で優しいアドバイスを聞いているうちに、モネの心もほぐれてきた。
そして2人は良い雰囲気に…なりかけたそのときに、洗濯の終わりを告げるブザーが鳴り響く。
あああ、もう少しだったのにー!あと少し時間が長かったら、2人の仲はどうなっていただろうか…。
…でも、距離は確実に縮まったよね。
この洗濯が終わるまでの10分は、お互いの心の扉が開いて素直になれる時間でもあったんだろう。
良い雰囲気になってきたところで、10分が経ったことを告げるブザーが鳴り、一気に心の扉も閉まって我に返り現実に戻る…すごくもどかしいけど、でも心地良い。
いやー、柄にもなく朝からニヤニヤしてしまった…!ああもうっ!!
2日連続でトレンド入りする菅波先生…そりゃこの展開ならトレンド入りするわ!!
ツイートの数々を見て、悶えている人が自分だけじゃないことを知って思わず共感。焦らしっぷりが絶妙で、我々は完全に脚本家の手のひらで転がされてる。それは重々承知しているんだけど、でもそれが良いんだよ…。
あと、宇田川さんがついに喋った!モネとコミュニケーションも取れ始めたから、そのうち姿も見れるんだろうか…。
一方で、リアルだけでなくドラマでも、台風8号が日本の南東海上に発生していた!
そして台風の号数だけでなく、進路までシンクロしてる!このドラマ、神がかってるな…。
あんなイレギュラーな動きをする台風を、ドラマで監修していたなんて…偶然の一致とは言え、凄い!
現実では、東北で大雨が降ったものの大きな災害は起きず。さてドラマではどうだろうか…。