おかえりモネ感想-第7週「サヤカさんの木」6月28日(月)~7月2日(金)放送分

第7週「サヤカさんの木」
6月28日(月)~7月2日(金)放送分

目次

第31回(6月28日放送)

百音(清原果耶)の初の気象予報士試験は、不合格に終わった。再挑戦のためにまた菅波(坂口健太郎)に勉強を教えてもらう日々が始まるが、森林組合の仕事が充実していく中で勉強の時間が思うように作れず、百音は勉強と仕事の両立の難しさを痛感する。そんな中、サヤカ(夏木マリ)が苗木を運ぶ作業中に骨折してしまう。ケガをしたサヤカを支えるため、自分に何ができるのか、百音は考えを巡らせる。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_07.html

いよいよモネの第一回目の気象予報士試験の結果が判明するときが来た。
気象予報士試験の合否通知のハガキまで、本物そっくり!再現度が凄い!

さてその結果は……、全教科不合格。
学科一般もダメだった。やっぱりそうだったか…。モネは改めて、気象予報士試験の高い壁を思い知ったはず。でもほとんどの受験生の1回目なんて、そんなものだと思うのですよ。

「眠いときは無理せず休む」、さすが菅波先生はそれが良くわかってる。

「あなたがいて良かった」

いよいよサヤカさんの家族の話にも切り込んで行くのか…
って、サヤカさん、4回も結婚していたのか!果たして、どこまで本当なんだろうか…。

モネは足を骨折したサヤカさんのために、気象予報士試験の勉強を一旦中断して、運転免許を取ることを決意。いま自分ができることをちゃんと考えていて偉いな…。

菅波先生「自動車運転免許は、理不尽との戦い!」
過去問をやっておけば大丈夫な試験とは言え、確かにあの引っ掛け問題は理不尽だよねえ…。

気象予報士試験は年2回で、一年中勉強するのはモチベーション的にも大変。
だから試験終了後や合否通知が来た直後くらいは、別のことをやっても良いと思うのですよ。
自分は試験が近づかないとやる気になれないタイプだから、モネも菅波先生も、ほんと頑張ってるよなあと思うのです。

第32回(6月29日放送)

百音は2回目の気象予報士試験を受けるが、感触は思わしくない。一方で森林組合での仕事は充実し、菅波からも、試験へのモチベーションを問われ、揺らいでしまう百音。そんなある日、朝岡(西島秀俊)が後輩の気象予報士のフィールドワークのために久しぶりに森林組合を訪れる。そして、気象情報をさまざまな事に役立てようとしている朝岡たちの様子を見た百音に、ある変化が起きはじめる。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_07.html

もう2年目の夏か!モネも無事運転免許を取得!思わずワオと言いたくなるくらい展開が速い!
そしてもう夏の気象予報士試験の当日。仕事と試験勉強の両立、大変だよねえ…。

菅波先生「気象予報士試験は、合格してからのビジョンが明確ではないですからね」
…そうなんだよ、受かったからと言ってすぐに予報業務に携われるのは、ほんの一握り…。

朝岡さんが、若手の気象予報士2人を引き連れて登米を再訪。そして森の中で様々な調査に着手。後輩を指導する朝岡さん、リーダーシップもあるんだな…。そして、この仕事が体力勝負であることも実感。

スギにブタクサ…花粉症にとっては地獄のような山だよなあ。頑張れ…。

検索サイトがSaagle!ネーミング上手いなー。
「google」と「探る」と、ついでに「SaaS」にも掛かっている!

第33回(6月30日放送)

百音は、サヤカ、中村(平山祐介)、朝岡の3人がつながりを持つようになったきっかけを知る。一方、亀島では、未知(蒔田彩珠)が高校を卒業したらすぐに水産試験場で働こうとしていた。数日後、登米が暴風雨に見舞われる。安全のため、同じ部屋でサヤカと夜を明かすことにした百音は、サヤカの木を大切にする思いを聞いて、心を動かされる。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_07.html

若手気象予報士の2人も、森林組合の皆さんのおもてなし攻撃の餌食になってる!そーら、もっと食え食え!

中村先生と朝岡さんは、震災をきっかけにサヤカさんと知り合ったのか…。
4年経っても「まだまだ」と言う3人。確かにそうだったよなあ。

モネだけでなくサヤカさんも、台風の日に産まれたのか…ってカスリーン台風!?
9月は台風が日本に上陸しやすいとはいえ、誕生日も同じ9/17だったなんて!

「未来は誰にも平等に分からない、でも気象は分かります」
「我々が全力を尽くして提供するのは、大切なものを守る時間」
…朝岡さんの言葉が、モネだけでなく自分の胸も震わせる…。

「何もできなかったと思っているのは、あなただけではありません」
「でも、何もできなかったと思う人は、次は何かできるようになりたいと、強く思うでしょ」
…この場面、この言葉、今までで一番強く心に刺さった……。

6/30の回、録画しておいて本当に良かった。折に触れてまた見直そう。

第34回(7月1日放送)

暴風雨から一夜明け、サヤカは朝岡が気象情報を伝えるテレビ画面に見入る、百音の様子に気がつく。そして、未知の進路を心配していた耕治(内野聖陽)だったが、百音の助言も受けて未知に任せることに。ある日、森林組合の面々が前日のラグビーの試合結果で盛り上がる中で、百音はその試合にも朝岡たちの会社が関わっていると知り、気象情報会社への興味をいっそう募らせていく。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_07.html

ドラマでもリアルでも大雨!

田中さんは、ついに仙台の病院に入院して積極治療に専念することを決意!菅波先生の気持ちのこもった説得が効いた!

2015年のラグビーW杯の結果で盛り上がる森林組合の職員のみなさん。そうか、日本が南アフリカ戦に勝利した伝説の試合か!懐かしい~。そして朝岡さんの会社が、あの試合に関わっていたことが判明。

実際はウェザーニューズ社が、気象分野で携わっていて、日本代表にも帯同していたんだよね。その勝利への貢献に対する感謝の印として、日本ラグビー協会からウェザーニューズ社に、日本代表の桜のジャージとW杯公式球が贈られていたはず。あの試合は本当に盛り上がった!

そしてあっという間に2回目の気象予報士試験の結果が帰ってくる時期に。ということは、季節は10月に入ったか。モネの服装も半袖から長袖に変わってる。
合否通知のハガキの封をめくる瞬間のドキドキ、めっちゃ良くわかる!

そして結果が判明。
2回目もやはり、学科一般も学科専門もダメだった。準備不足だったもんねえ。この辺も、学生とは違って勉強する時間や体力が十分に確保できない社会人受験生の実態が良く描かれてる。

ちなみに、気象予報士試験は、学科2科目に受かっているか免除になっていないと、実技の試験を解いても採点すらしてもらえません。
モネの実技対策も、まだまだ先になりそうだな…。

一方でみーちゃんは、高校を卒業したら大学には行かずに水産試験場で研究を行いたいと親に打ち明ける。
耕治は、単純にみーちゃんの進路を反対しているのではなく、自分の中で納得できているかどうか、自分の心にウソをついていないかが、心配だったんだろう。
みーちゃんの思いつめた顔を見ると、耕治が心配するのも確かに良くわかる。早いうちに自分の将来を決め過ぎるのも、危険だよね…。

第35回(7月2日放送)

樹齢300年のヒバの伐採計画がいよいよ本格的に動き出す。百音は、東京の気象予報会社への興味と、サヤカの下で森林組合で働くことと、どちらを選ぶべきかで思い悩んでいた。東京と登米を行き来している菅波に、東京はそんなにすごいところなのか、と聞く百音だったが、菅波からは厳しい言葉が返ってくる。百音は自身の甘さを痛感し、気象予報士はあきらめると言い出すが……。

https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_07.html

樹齢300年のヒバ、ついに切る日が来たか…。

そんな中で、林業の仕事と気象予報士の仕事との狭間で悩むモネ。どちらの仕事も内容が分かってきたからこそ、モネは進路に悩んでいるんだな…。1年目の頃の悩みとは確実に違う。

こっそり聞いているサヤカさんのガッツポーズ、かわええ…w

モネは気象予報士の通信講座を受けるようになって、週に一度仙台で対面でフィードバックを受けるようになったか。覚悟、決めたんだな…!

エマグラムにSSI…モネの方が菅波先生より詳しくなるなんて!
モネの理解度が短期間でいきなり深まりまくっていてビックリ!
もっとも、この辺も学科の知識で、短時間で強く降る大雨を予測するのに大事な知識。

菅波先生は、高校までの理科の知識でなんとかなる部分はモネに教えられたけど、気象予報士試験の勉強で初めて出てくるような高度な気象学の知識までは、理解していなかったんだな…。1年以上モネと一緒に勉強していて、菅波先生も自然とそこら辺も分かっているものだと思ってた。

ということで、菅波先生の気象予報士試験の受験について、自分も少し考えてみました。

モネの気象予報士の勉強が進んでいるということは、サヤカさんの元から離れる日も近付いているということでもあるんだよな…。
これまでの人生で何度も出会いと別れを繰り返してきたサヤカさんだからこそ、「また一人になるのか…」という呟きが切ない。

ヒバの木を切る日に決まった3/10は、ちょうど冬の気象予報士試験の合格発表日のあたり。
モネが試験に合格するとしたら、ちょうど一区切りつけられるタイミングなのだけど、そんな都合良く合格するだろうか。
いやこの流れだと、一気に合格してしまいそうだな…。

菅波先生とモネのやり取りも、最初の頃に比べると随分打ち解けてきて、進路の悩みも素直に言える間柄にまで進展したんだなあ…。
ここまで長かったけどすごく丁寧に描かれていて、これが朝ドラならではの描き方なんだな…と実感してる。

気象予報士試験は、確かに独学でも合格できるし自分もほぼ独学だった。
でも自分の場合は、モネが勉強している2015年と比べて、YouTubeの動画コンテンツが豊富だったのが大きかった。

やっぱり誰かから教えてもらった方が効率が良いのは確か。モネもまた、独学で地道に培ってきた力が、通信講座を受講することで一気に伸びた。その人に合う勉強法って、本当に様々だと思う。ひとつの勉強法に固執せず、様々なやり方を試してみることが大事なのだと、改めて実感。

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プロフィール

気象予報士。ほぼ独学で第55回気象予報士試験に合格。新潟県上越市出身。川崎フロンターレのサポーターで、全国各地へのサッカー観戦やご当地グルメの食べ歩き、温泉めぐりが趣味(現在自粛中)。好きな季節は春、好きな雲は積雲。SEから気象に関する仕事への転職に向けて準備中。

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